守る会について 予期せぬ妊娠 中絶について 養子縁組とは
養子縁組について知りたい 親子の絆は血縁でしょうか?
養子縁組はとても聖書的
特別養子縁組制度について
特別養子縁組の実際
1.親子の絆は血縁でしょうか?
 両親から豊かな愛を受け、教会でも特別かわいがられている養子を見て、教会学校で同級の男の子が母親にこう訴えたそうです。「いいなー、○○君はー。小さないのちを守る会からやってきて、みんなから大切にされて、いっぱい祈ってもらって・・・。お母さん!ボクも養子に生まれたかったよー!」

 これは笑い話のような実話。養子であることに悩み苦しみ続け、暗い青春を送り、やがては家を飛び出し、生みの親を探しに行く... それはテレビのご対面番組やドラマが生み出した偏見に過ぎません。現実に、圧倒的多数の養子たちは実子と変わらぬ人生を歩んでいます。血縁を重視する日本文化の中で生きる私たちは、まず、この事実に立って養子に対する偏見を捨て去りたいものです。

 人間相互の愛よりも血縁が重視されるのが日本の文化。「親子は一体、夫婦は他人」という言葉はそのことを端的に表しています。一方、聖書の家族観は「夫婦は一体、子どもは別人格」。「それゆえ、男はその父母を離れ、妻と結び合い、二人は一体となるのである」(創2:24)と記されている通り、夫婦は一体であり、子どもは親を離れていく存在です。子どもは血縁関係によって親と結ばれているから価値があるのではなく、親から愛を受けながら次第に離れ、自立することに価値があるのです。

 聖書によれば、家族にとって血縁は本質的なものではありません。愛によって結ばれた幸せな養子親子が多くいます。一方、残念なことに、血縁関係にありながら、親から傷つけられる子ども、捨てられる子ども、育児放棄される子ども、また、血縁関係故に深く憎しみ合う親子もいます。幸せな親子を作るのは血縁ではなく愛であることは、こうした現実からも明らかなのではないでしょうか?

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